日本三大ばやし
佐原囃子
山車の中段で演奏される佐原ばやしは情緒的なメロディー
を主体とする独特の祭囃子です。佐原では、お囃子を下座と
呼び囃子方を下座連といいます。
楽器は、笛・鼓・大皮・大太鼓・附締太鼓・すり鉦で15人位
で演奏されます。
曲目は40曲以上あり、山車の出発等、儀式的に奏する役
物ゆっくりとした山車の動きに合わせて作曲された段物、民
謡や”はやり歌”、テンポの速い曲等の端物。これ等の曲
が山車が引き廻される道の雰囲気に合わせて演奏されます
佐原囃子の独特の響きと曲の多さは、他の囃子には類例が
ありません。
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