佐原囃子
新和下座連
佐原の大祭
多古祇園祭
琴平神社祭礼

新和下座連

新和下座連について

流儀・特徴

役物

段物


新和下座連について

新和下座連は千葉県成田市飯田町で活動しています。

7月9日〜17日の間の金・土・日曜日に行われる

千葉県佐原市、八坂神社祇園祭(本川岸)

7月25日、26日に行われる千葉県多古町、多古祇園祭(新町)

7月最終の土・日曜日に行われる千葉県成田市、琴平神社祭礼に

向けて、一年を通し稽古を行っています。


新和下座連は、昭和50年に岩舘三夫氏のもとに結成されました

玉造芸座連の指導を受けて結成された、志みず山下座連を継承し

て新和下座連は活動しています。ただし、掛け声などアレンジさ

れている部分はあります。志みず山下座連をもとに結成された下

座連は、新和下座連だけでなく、いくつかの下座連がありますが

現在では、寺宿囃子連、新和下座連が活動しています。



流儀・特徴

 役物

  1日の初めと終わりや山車が方向を変える時、また儀式がある場面などで役物は演奏されます。

  佐原囃子は、ほとんどの曲が複数人数の笛奏者で演奏されますが、役物の場合は1丁笛といい、

  1人の笛奏者で演奏します。

  新和下座連の役物は、 砂切馬鹿囃子はな三番 の3曲です。

  志みず山下座連発足の頃、本来であれば玉造芸座連の砂切、馬鹿囃子を継承するはずでしたが、

  玉造芸座連のお師匠さんたちが役物については、その土地柄を生かしたものを薦めたようで、当

  時の志みず山下座連の親笛であった高岡氏(成田市芝在住)の地元の役物を演奏するようになっ

  たようです。よって現在、新和下座連で演奏されている砂切、馬鹿囃子は成田市大室、芝地区の

  砂切、馬鹿囃子を演奏しています。ただし、はな三番については、玉造下座連(玉造流)の物を

  演奏しています。


 段物

  本下座とも呼ばれ、段物は佐原囃子の真髄といえます。

  玉造流の段物は、さらし、吾妻、巣篭り、 くずし 、神田の5曲です。特に「くずし」は玉造流

  でしか演奏されておらず、作曲者やその曲が作成された時代等はわかりませんが、曲の中に「さ

  らし」、吾妻、巣篭り、神田の節が加わっており、大変特徴のある曲です。神田については掛け

  声が大変難しく、志みず山下座連時代には、多く演奏される事はありませんでした。


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